こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
本日は、新宿区聴覚障害者協会のみなさまにお声がけをいただき、障害者福祉センターにて「新宿区手話言語条例制定後の変化」というテーマの講演に出席しました。
ちょうど昨日、東京デフリンピック2025の開催が決定したのでタイムリーでした。
講師は、新宿区職員でした。
手話は日本語とは異なる言語であるという理解が十分にされていませんでした。
お恥ずかしいことに議員になるまでは、手話に日本語対応手話と文法が日本語と異なる日本手話が存在するということも知りませんでした。
非常に重要なテーマだと考え、区議会議員になってから手話や情報保障について要望を行ってまいりました。
私自身も手話言語条例を制定されていた明石市の視察を行いました。
その後、新宿区で手話言語条例が制定されました。
「新宿区手話言語への理解の促進及び障害者の意思疎通のための多様な手段の利用の促進に関する条例」を制定しました:新宿区
職員も、字幕があれば手話通訳は必要ないという意識が変化したり、文字と手話の違いなどの理解が深まったようです。
また、昨今はマスク着用のため口元や表現が読み取れないことで、たくさんのご不便をおかけしたと思っています。
教育、行政サービスは誰もが不便なくアクセスできるよう議会からさらに改善を推進したいです。
講演の中ですが、電話リレーサービスについて紹介がありました。
オペレータが手話通訳をするサービスですが、健常者が聴覚障害者の方へ電話する際にも利用できますのでぜひご活用ください。
東京デフリンピック2025についてはとても意義のあることです。
費用がかかることですが、みなさまはカンパを集めて成功させてたいとおっしゃられていました。
新宿区でも教育委員会と連携して児童・生徒に啓発や観戦の機会を作ることが大切だと考えており、提案の機会を作りたいです。
今日は基本的な手話の挨拶を復習したりお祝いの気持ちを共有するために「デフリンピック」という単語を覚えてから会場に行きました。
基本的な挨拶くらいしかできないので、手話を使用する機会を増やしたり、当事者の方と議論を行ってまいります。
それでは本日はこの辺で。