公会計改革推進シンポジウム2024

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、早稲田大学にて公会計改革推進シンポジウム2024でした。
神野東京大学名誉教授から地方財政とデジタル化というテーマで記念講演がありました。
1人あたりGDPは2000年世界2位から2023年は31位まで下がっており、生産性があがっていないようです。
情報とは人間と人間との信頼関係、上からのデジタル化をすすめても破局への道を進むとおっしゃられていたことが印象的でした。

次にパブリックディスクロージャー表彰でした。
本日参加された京都府精華町さん、また他にも静岡県浜松市さん、東京都町田市さん、東京都荒川区さんが受賞されていました。
23区では荒川区さんは、包括財務報告書を作成されていますが、とても参考になります。

令和4年度荒川区の取組と財政状況【荒川区包括年次財務報告書】/荒川区公式サイト

その後、自治体のDXとガバナンスのパネルディスカッションでお話しました。
モデレータは柴関西大学名誉教授、さらに元デジタル庁の髙橋さま、大学院同期の中村渋谷区議とご一緒させていただきました。。

大学院での研究をベースに人材や予算の課題があること、デジタルは横展開ができるので広域でCIOがリーダーシップを発揮することが有効だと考えています。
また、ガバナンスの観点からは、システムの信頼性を高めるために、システム監査等の結果を住民にお示しすることも有効です。

公会計とDXは自由な社会のためにも必要です。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社