こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
長野県伊那市で行われている、新しい技術を活用した行政サービスについて学ぶ機会がありました。以前から全国的にも注目されている取り組みで、現地を実際に訪れて理解が深まりました。
特に印象に残ったのは、モバイル市役所「もーば」の取り組みです。これは、路線バスを使って市役所の機能を地域に届けるというものです。バスの空き時間を活用して、地域の集会所などに出向き、住民票の発行やマイナンバーカードの申請、さらには期日前投票まで行えるようになっています。
設備としては、通信回線で本庁とつなげたパソコンやプリンターをバスに設置し、案内を担当する職員が同乗しています。高齢の方や交通手段のない方でも安心して行政サービスが受けられるように工夫されています。単なる出張窓口ではなく、地域の人たちとの対話の中で生まれた仕組みだと感じました。
新宿区と状況は異なりますが、将来的にはインターネットを活用することですべての手続きや投票等が行えるようにするべきだと感じました。
それでは本日はこの辺で。