既得権を打破する民間企業の予算管理手法「ゼロベース予算」

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

ゼロベース予算(ZBB)とは、民間企業の予算管理手法です。
カーター大統領が公共分野へ取り入れ、日本の自治体でも採用されています。

その名の通り過去の実績に基づかす、ゼロから予算を策定します。
日本では前例踏襲で予算を増減(主に増加)させることが中心になっています。
一度決まった事業を廃止することは難しく、既得権益化する可能性があります。

政策分野の中で様々なパッケージを用意して意思決定をすることになります。

ZBBでは、予算が最低限のパッケージ、手厚いパッケージなどが用意されています。
パッケージが採択されない場合は、事業が廃止されます。
様々な選択肢が用意されているため、意思決定でメリハリをつけることができます。

根拠が追及されることであり、予算を最適化するために有効だと考えています。
一方でペーパーワークの増大などのデメリットも指摘され、断念するケースもあります。

民間企業の手法を行政で取り入れた事例ですが、私も公民を横断しながらできることは取り入れていきたいです。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社