こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
昨日から20期新宿区議会議員としての任期がはじまりました。
選挙期間中はただカツを食べていただけなので政治的な喧嘩をした記憶はありませんが、選挙が終わればノーサイドです。
ライバルだったみなさまと連携して新宿区のために仕事ができるよう努めます。
これまで一人会派で活動してきましたが、選挙前からTwitter等では発信していた通り、他の議員のみなさまと会派を組むことを考えていました。
会派とは、議会内のグループのことですが、政党や政策的な考え方が近い議員同士でグループを組みます。
議会では多数決が重要なため、会派の人数が多いほど交渉力が強まります。
これまでは誰とも連携せず一人で活動していたので、政党や会派の考えに拘束されることはありませんが、議会活動の制約があまりに大きくポストの獲得や政策実現は困難です。
この8年はデメリットを受け入れて一人会派を選択してきましたが、自公さんだけでは過半数に満たないため、今ならキャスティングボートを握って議席の価値をさらに高めることができると考えました。
(そもそもお誘いがあるはずないですが)自公さんの会派に入ると無所属の私が政党のお考えを邪魔することになりかねないので、現実的ではないと考えました。
そこで新宿未来の会に所属させていただくことになりました。
吉住区政を支えてこられた無所属・第三極の会派で、所属される議員のみなさまには大変お世話になっておりました。
これまでもこの会派には様々なお考えの方が所属されていましたが、会派拘束がないことも特徴です。
過去にこの会派に維新の議員さんも所属されていましたが、公務員給与や議員報酬の増額など賛否が分かれる議案はその方のみ退席されていました。
また、議員個人としての一般質問では発言が制約されることもありません。
これなら政策を貫けると確信しました。
現職無所属のえのき秀隆議員、幹事長のづケン議員、鈴木ひろみ議員、新たに私以外に国民民主党かなくぼなな子議員、都民ファーストの会たなえひさし議員も加わりました。
私は副幹事長に就任したので、会派の戦略やDX等を中心に頑張りたいです。
また、この会派を選んでくださった新人のみなさまもいらっしゃるので、手厚いサポートで少数会派よりも活躍できるようにします。
他にもご一緒したい議員の方もいらっしゃいますが、引き続きご検討いただければ幸いです。
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組織再編に挑戦していましたが、会派を組むデメリットをヘッジした上で会派の強みを活かせるポジションを確保できました。
まとめると、吉住区長とコミュニケーションを強化し、政策を前に進めることで区民のみなさまのお役に立ちます。
その上でこれまで通り「地方議会に与野党は存在しない」という考えは変わりませんので、是々非々で議会活動にのぞみます。
スタートアップ新宿は消滅会派となりましたが、良い形で3期目を迎えることができました。
もちろん、スタートアップ新宿の理念は変わりません。
最小のコストで最大の成果を生み出すためには、イノベーションが最も重要です。
これからもスタートアップの経営手法を取り入れた区政改革に挑みます。
それでは本日はこの辺で。