スパゲティな租税法とE判定

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

租税法の答練でE判定となってしまいました。
最近は勉強の時間が十分にとれず、厳しい状況です。

私は職業柄、一般的な方よりも税についての知識はあると思っています。
しかし、普段考えないような細かい条件で計算問題を解く必要があり、まだ十分に対応できていません。

特に最近では、消費税の10%への引き上げや軽減税率の導入、インボイス制度、ふるさと納税など、複雑な制度に関する計算問題が増えています。

これらの制度の一部は納税者のために作られたものです。

軽減税率は、増税の中で消費者に配慮した仕組みですが、なぜ新聞が対象になるのかはよくわかりませんし、おもちゃ付きのお菓子が対象になるかどうかなど判断が必要です。

それぞれに理由があって制度が作られてきたのでしょうが、全体を通して税負担が減る方向に進まない限り、さらに複雑になり結果としてさらなる増税につながるでしょう。

試験勉強の負担が増えることは仕方ないとして、税務に関わる方のの負担や納税者の権利を守るためにも、税制度はもっとシンプルで負担の少ないものにしていく必要があると感じています。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社