10月の文教子ども家庭委員会

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、文教子ども家庭委員会が開催されました。
現在、区から提出された条例案や予算案の議案審査が行われています。本日は質疑のみで、来週採決が行われる予定です。

今回の委員会では、指定管理者の事業評価、保育園の閉園、不適切保育事案、そして夏季休業期間の変更について報告がありました。

まず、指定管理者制度を活用している施設については、事業評価の結果が示されました。複数の施設で人員が不十分であるという点も明らかになり、安定した運営体制の確保が課題として挙げられました。民間の力を活かしつつサービスの質を確保することが求められます。

次に、保育園の閉園に関して2件の報告がありました。地域の需給バランスが変化し、事業者が継続して運営することが難しくなったことが理由です。少子化や保育ニーズの地域差なども背景にありますが、保護者や子どもへの影響を最小限にするために丁寧な対応が求められます。

また、不適切保育の事案についても報告がありました。叩くなどの行為が確認されましたが、これは指導とは認められず、不適切な対応として再発防止策が求められています。保育現場では、子どもの人格を尊重し、安全で安心できる環境づくりを徹底することが何より重要です。

さらに、学校の夏季休業期間については、これまでより1週間ほど長くなり、8月31日までを休業期間とすることになりました。これまで新宿区では8月中に授業が始まっていましたが、23区の多くが同様のスケジュールを採用しており、学校外の活動や家庭の予定を調整しやすくなります。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社