復興増税は本当に有効か?

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東日本大震災から3年。

タイムラインを見ていると、なぜか復興増税に関する記述が多く目につきました。 また、テレビでも被災地の方が本当に税金が有効活用されているのかね?などと報道がされています。 … ちょうど今年は消費税増税のタイミングと重なり、 本当に税金が有効かどうかに疑問を持っているのだと思われがこれは非常に悲しい事実だと思います。

僕は当時23歳。

学校に通いながら金も知恵もなく自分が生きていくのがやっとな状態でも何かしたくて、
お米を集めて被災地に送ったり、 イベントで募金を集めて自分で寄付する場所を選んだりといろいろしましたが、
結果的に影響力のある貢献ができていなかったと大きな反省をしています。

またこのようなことがあったときに自分が必ず人のお役に立てるように個人として準備を進めていますが、 僕みたいな金もなくて未熟な存在ではなく、影響力の大きな政府は、きちんとみんなで助け合う姿勢を促し、助け合える環境を整備しないといけない。

知恵が足りずに無理であるなら、 「寄付をする権利」や「ボランティア活動をする権利」 を保護するためにも最低限よくわからない理由での増税はしないでいただきたい。
税金が重すぎて本来人が持つ優しさを発揮できる余裕も無くなります。

震災以降には、ムードとして人が自由に優しさを発揮できる社会になりかけてはいますが、 制度の不備がまだ多いように思われるので改善が必要ですね。

復興庁のサイトを見ても、行政運営自体のコストが高すぎてよく意味がわかりません。

こんなおかしな感覚のまま放置するのもいやなので、僕は自分の手で世の中のムードを変えにいきます。

復興庁Webサイト:http://www.reconstruction.go.jp/

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社