世界、宇宙を視野に!3Dプリンタの凄さが日本人にピンとこない最大の理由

3d本日のテーマは3Dプリンタです!

 

伊藤家には3Dプリンタが設置されております。

 

最初もの珍しく、

 

3Dプリンタってどんな仕組みなの?

 

って話が多かったですが、

 

今後どうなっていくの?

 

的なご質問をいただくことが増えました。

 

銃をプリントしたなど度重なるネガティブなニュースなどで認知度こそ浸透してきましたが、、、

 

だから何?

 

凄いかも知れないけど実際自分には関係ねえし

 

という扱いをされることが多いのがこの3Dプリンタだと思います。

 

以前もブログに書きましたが、

そもそも国の政策として海外と比べるとやる気がないと言わざるを得ない状況ですね。

目標低すぎ?日本の3Dプリンタ政策の課題

 

それはなぜでしょうか。

 

日本ではメイカーに嬉しい世界に一つだけのものを作れるマシーン的な捉えられ方が主流だと思いますが、

今回はあまり注目されない生産マシーン的な側面に注目しつつ、

なぜ日本人が3Dにピンとこないかのお話をしていきたいと思います。

 

イノベーションが豊かな社会の裏へ隠れる瞬間

3Dプリンタが来たばかりの頃は、

コップを実験的に作ることがありました。

 

しかし多くの方から、

 

技術の進歩って偉大や!

けど、そんなの百円でもっと良いものが買えるし俺は3Dプリンタなんか使うかい! 

 

こんな反応をたくさんいただきました。

 

日本ってとても恵まれているんですよね。

 

100円ショップにいけば、たくさんのコップが置いてありますし、

 

多くの方はコップが手に入らなくて困る状況を想定できないことでしょう。

 

 

以前3Dマガジンでも掲載いたしましたが、

中国で家がつくれてしまう3Dプリンタが登場しました。

 【イベントレポート】開発工学会による3Dプリンタ研究会

しかも価格は約170万

 

しかし、

 

こんな家なんてださくて住める訳ないじゃん

 

耐震などの法律はどうなるんだよ!

 

 

という議論にばかりなってしまうのです。

 

 

これらのことも、

物件に恵まれた日本だからこそ言えることなのです。

発展途上国での利用を想定すれば、非常に大きな可能性と言えるでしょう。

 

3Dプリンタはまだまだ速度、品質などの側面で

日々改良が加わることでしょう。

 

データをダウンロードしてボタンを押した瞬間に造形物ができあがる

という世界は時間の問題でやってきます。

 

日本では大量生産、大量発注をすることで、

手間もなく低価格でそこそこの物は手に入れることができます。

 

Amazonなんかを使っても

日本国内ならたいていどこに居ても物はすぐ届くでしょう。

 

だから、必要性を感じずらいのです。

 

宅配便が届かないような地方であれば、

 

インターネットでデータをダウンロードして実際に造形できる

 

というのは非常に大きな革新なのです。

 

このような場所というのは何も発展途上国だけではなく、

 

宇宙を想定した際に非常に大きなイノベーションといえるでしょう。

今回は3Dプリンタで造形したものを消費する際に陥りがちな一つの側面を解説しました。

 

豊かだとメリットに感じられないのです。

 

3Dプリンタを活用してビジネスを展開する際には、

 

グローバル展開はもちろん、

宇宙なども視野に入れて勝負をしていくと良いと思います。

日本では話題が冷めつつありますが、

 

僕は夢のようなマシンだと定義してこれからも向き合っていきたいと思っています!

 

これから楽しみですね。!

 

それでは本日はこの辺で!

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社