こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
総務区民委員会の地方都市視察二日目は岐阜市です。
織田信長が有名ですが、また、板垣退助の岐阜事件(板垣死すとも自由は死せず)の地でもあります。
自由民権運動の調査ではなく、「ぎふメディアコスモス」を見学させていただきました。
みんなの森 ぎふメディアコスモス – ´Minna no Mori’ Gifu Media Cosmos
この施設は、岐阜大学医学部・附属病院が移転したことで、その跡地に建設されました。
中央図書館、市民活動交流センター、多文化交流プラザで構成されています。
図書館を見学させていただきましたが、広くてオシャレで落ち着いた空間でした。
子どもを対象としたエリア、さらに中高生しか入れないエリアもあります。
他にも230席のホール、展示ギャラリー、オープンテラスにより文化振興が行われています。
また、岐阜市の人口は40万人ですが、1万人近い外国人住民の方がいらっしゃいます。
新宿区役所の多文化共生推進課長にも同席をいただきました。
ちょうど施設内では、英会話による交流が行われていました。
また、スターバックスコーヒーも入っていました。
図書館に人気のあるスタバを誘致する取り組みがいくつかの自治体で行われているので気になって質問をいたしました。
スタバを誘致しようと声をかけた訳ではなく、レストランの事業者を募集したところ事業者から提案があったそうです。
席が埋まっており、地域の方に多く利用されていることを確認しました。
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地元の子育て世帯の方にお話を伺う機会がありましたが、毎週1回は用事があるとのことでした。
オシャレで、中心的な役割を担う公共施設の重要性を感じました。
新宿区では新たに複合施設を建設することは、場所の確保や財政的な観点から現時点では厳しいと考えております。
メディアコスモスには100億円以上の予算が必要でした。
個人的には古くてボロボロでも住人負担が低い方が良いと思っていますが、工夫をすることで居心地の良い空間との両立ができないか、今後も研究してまいります。
それでは本日はこの辺で。