こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
20代の頃はデジタルネイティブ世代の議員と呼ばれていました。
珍しいのかメディア等でも取り上げていただくことも何度かありましたが、もう陳腐化してしまったように思います。
私たち30代は子どもの頃からインターネットが当たり前に存在していました。
20代は青春時代にスマートフォンで過ごしていますが、数年の差でもモバイル動画などの文化への親しみ方は私たちの世代とは異なるように思います。
この辺を事業に取り込んでいる若いスタートアップ経営者と話をするとジェネレーションギャップがあることを感じ、歳を取ったことを痛感するものです。
そして、10代についてはさらに突き抜けています。
今日は会社のメンバーでランチを食べに行った時に、17歳の社員が財布を忘れてしまっていました。
本来であれば、若者には常に御馳走すべきところでしたが、新宿区に会社もあるため割り勘にしています。
ステーブルコインDAIで私に送金をして、その分を私が現金で支払うことになってしまいました。
なんとその社員は、銀行振込を一度も経験したことがないとのことでした。
また、若手エンジニアに関しても似たような感覚があります。
昔に比べてWebアプリやスマートフォンアプリはもちろん、機械学習やブロックチェーンなどの専門性が高い領域でも情報が得られるようになっています。
さらに、若者向けのイベントも充実しています。
社会人が苦労して取り組んでいたようなことを若者が爆速で終わらせてしまうのです。
スタートアップに集まる方は才能に溢れているということもありますが、このような条件が揃っているので、私のような年長者よりも若手の方がお仕事で結果を出されるのは当然のことだと思います。
老いぼれだということを自覚しながら、優秀な若手にご指導をいただきながら、仕事に取り組んでいきたいです。
それでは本日はこの辺で。