税金の無駄遣いを是正する会計検査院のお仕事

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

土曜日にメインアドバイザーの小林麻理教授が学部で開講されている授業を見学させていただきました。

小林教授は、前会計検査院長を務められていました。
院長されていた当時の秘書官をされていた方がゲストで講義されていました。
会計検査院は、国会、裁判所から独立し、さらに内閣からも独立した存在です。

公認会計士は企業の財務諸表等を保証するために監査が行われています。
会計検査院では、正確性、合規性、経済性、効率性、有効性の観点から検査が行われます。

公平性や安全性などの観点も含まれ、「指摘型の検査」だと説明がありました。
本日は憲法記念日ですが、役割が書かれていました。

第九十条
国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し、内閣は、次の年度に、その検査報告とともに、これを国会に提出しなければならない。

会計検査院の組織及び権限は、法律でこれを定める。

決算は会計検査院が検査し、国会に提出されます。

現地調査なども行われていますが、税金の無駄を指摘される非常に重要なお仕事を担われています。
是正されるまでしつこく対応するまでフォローアップが行われています。

スキャンダルも需要があるかもしれませんが、もっとメディアで取りあげられるべきだと考えています。

会計検査院報告 公金を扱う意識が足りない : 社説 : 読売新聞オンライン

少し立場は違いますが、会計検査院のお仕事も参考にしながら、議会から税金の無駄遣いを厳しくチェックいたします。

それでは本日はこの辺で。