こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
新宿区の公会計について調べていました。
なぜ、議会で議論しても話が通じることもなく、ここまで重視されていないか不思議に思っていました。
その理由は、会計担当の方が
担当課に勘定科目の問い合わせをしたところ経過勘定のことで話が伝わらないことがありました。
経過勘定のことをご存知なかったようで、
「複式簿記のことはわかりません。」
と回答がありました。
これまで自治体の仕事で必ずしも求められていなかったことで、知らないことが悪いことではありません。
なぜ、法定の決算書だけでなく、公会計が必要と言われているのか、考える材料が足りていないのではないかと思いました。
会計を活かしてどのように区民に還元できるか考えるためにも一定のスキルは不可欠です。
簿記3級の取得を目指す勉強会が行われている自治体もありました。
財政や会計を担当する職員に向けた研修を提案したいです。
今では、コンピュータですぐに試験を受けられて、結果もその場で出ます。
議員にも同じことが言えます。
私も経営者の自覚を強く持ち、さらに勉強しなければなりません。
それでは本日はこの辺で。