入湯税、必要性の検討

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

入湯税という目的税があります。

目的税とは、特定の使い道が決められ徴収される税です。

環境衛生、防災設備等、観光等の目的が定められています。

新宿区では予算ベースで歳入が約1800万円程、外国人等への案内を行なっている新宿観光案内所等の文化観光費の財源となっていました。

他の目的になっている環境衛生や消防施設などの整備については、一般財源で対応していました。

理由は、観光に一本化した方がわかりやすいためとのことでした。

新宿区の目的税としての必要性を検討すべきかと思います。

まず、公費による観光振興が必ずしも納税者にとってプラスではありません。

むしろ事業者自身こそが観光の担い手であり、事業者の魅力を伸ばすことが重要だと考えています。

環境衛生や防災設備は行政が担う必要性も感じていますが、実費程度まで減税、あるいは一般財源で賄い廃止することを検討すべきでしょう。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社