指定管理者の財務状況のチェックは厳しく

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、環境建設委員会でした。
指定管理者の事業評価について報告がありました。

新宿区では、指定管理者として企業やNPO法人等へ委託をする場合があります。
新宿区の外郭団体(新宿区勤労者・仕事支援センター等)に委託する場合があります。

外郭団体であれば監督しやすいですが、それ以外の団体になると経営への関与が難しくなります。
委託先の中には、独立した立場から法人を設立し、その後新宿区の事業のみを行っている場合もありました。
財務諸表を確認したところ、ある法人の財務状況が悪化をしているため問題提起をしておりましたが、この法人は外郭団体ではないため経営に踏み込むことはできません。

社会的に意義のある取り組みをされていても、財務状況が良好であることが前提です。
まずは、新宿区から事業者へ経営状態を改善するよう助言をいただき、その後も財務状況は委託先を決定する上でとても重要であるということを伝え続けることが求められます。

議会には、委託先の貸借対照表が提出されていませんので自分で調べましたが、必要な情報として今後は掲載すべきです。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社