業務サポートセンターと免震ピットを視察しました

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、本庁舎対策等特別委員会にて、新宿区役所内の業務サポートセンターと地下の免震ピットを視察しました。視察と言ってもどちらも庁舎内にある施設ですが、企業の方から丁寧なご説明をいただきました。

はじめに、業務サポートセンターについてご紹介します。ここでは、事務用品の発注、チラシの作成、コピーやスキャンなどの事務作業を、3名のスタッフが常駐して集中的に対応しています。これまでは各部署で職員がそれぞれ対応しており、たとえばチラシなども担当者のセンスに任されて作成されてきました。しかし、デザインには専門的なスキルが求められることも多く、暗黙知となり共有できませんし、必ずしも全職員が対応すべき業務とは言えません。

こうした業務のアウトソーシングは、専門性を活かして業務の質を高める効果があります。また、業務を標準化し効率的に進めることでコストの削減が可能となり、さらに本来の中核業務に人材を集中させることで、組織全体の生産性向上につながります。こうした取り組みは、超過勤務の抑制や働きやすい職場環境の実現にもつながります。

このような業務サポートセンターの導入は、民間の大手IT企業などでも進んでおり、区役所においても合理的で効率的な体制づくりが進んでいると感じました。

その後、地下にある免震ピットについてもご説明を受けました。数年前にも調査しましたが、後期になったので再認識しました。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社