新宿区の事例に見る、道路からビジネスが生まれる時代へ

shinjuku

本日は新宿区民らしく、新宿区の事例をご紹介します!

以下新宿区ホームページより引用

平成23年10月に都市再生特別措置法等が改正施行され、道路上に食事施設の設置ができるようになりました。新宿区では、同法による手続きを進め、都市再生特別措置法に基づく特例制度を活用したオープンカフェが設置されました。特例制度運用事例としては、全国初となります。

僕も以前通りがかりましたが「新宿モア4番街」という場所ができたようですね。

調べてみると2012年の11月ごろに完成式典をやっていました。

11月15日 新宿モア4番街でオープンカフェ完成式典を開催 
全国初 道路を活用したオープンカフェを常設

ちょっと意外だったのは、23年まで新宿駅周辺の道路上に食事施設の設置ができなかったんですね。

都市再生特別措置法による規制があったようですが、対象になっている都市もホームページで公開されていました。
都市再生特別措置法の適用状況

道路にビジネスチャンスがあるということで、規制緩和に踏み切ったことは大きな第一歩だと思います。

ちょうど弊社のお客さんに横浜地区で地域活性化を行っている一般社団法人ハマのエトランゼさんがおりますが、その事例もおもしろいのでご紹介。

なんと、空いている駐車場等を活用して、今では関東で流行っている「かき小屋」最初にを展開している団体です!(他にも電気自動車関連イベント、福祉施設でのイベントなどで活性化事業を展開)

10万人以上の動員という大成功をおさめたのです!

空きスペースを活用することで、地代家賃を圧縮し利益を出しながら、ロケーションの特性により地域活性化につなげる!

また、通常のロケーションビジネスと違い長期間同一の場所に滞在するというリスクを抑えて展開できるのもメリットとして考えられますね。

また道路だけではなく、世の中には通称「ハコモノ」という国や自治体によって建設された建物がありますが、
そのような建物に関しても利益を生み出しているかどうかのチェック民間に開放しておもしろいことができるような政策が求められるでしょう。

ベンチャー支援においては金銭的な支援が足りないというよりも、規制や行政の力によりチャンスが制限されていることが問題です。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社