先日、デジタルネイティブ世代議員の視点から、一年目の議会活動の総括をさせていただきました。
私の考えに対しては賛否両論ご意見をいただきましたが、一方で有名ネットメディアのアゴラにも掲載をしていただいたり、取材依頼のご連絡をいただくなどの反響をいただきました。
議員の仕事は99%コンピュータに奪われる。残るのは… — 伊藤 陽平
これまで議会改革として、FAXだけでなくメールを導入することを主張するなど、現実的なテーマにも全力で取り組んできました。
しかし、FAXのような時代錯誤の機器をディスって「民間レベルのICTを導入しよう」というテーマでは、そもそもテーマが小さすぎるので、時間の問題でデジタルネイティブ世代としての感性は劣化していくことになると思います。
先日のブログでも「次のステップへ進む」と書かせていただきましたが、若手議員として未来のために、容赦なく最先端の領域を開拓していきたいと思います。
来年度は、コンピュータを議会・行政へ導入するために、研究開発を行っていこうと考えています!
例えばアイデアの一つとして、
「政治家だけどロボット秘書を採用してみた。」
みたいなことを考えています。笑
コンピュータと政治を融合する研究には、当然ながら莫大な資金が必要になります。
そこで、あくまでも仮定の話ですが、株式会社を母体とした研究所を設立するということを考えています。
国や地方・政党・民間企業等の枠にこだわらずサービスを提供したり、出資を募ることで研究費を捻出して進めていく方が現実的だと思っています。
「コンピュータ×政治」という新たな領域の実験台になり、議会活動にも良いところを取り入れていきたいと考えている、私のような若い政治家もいます。
政治経済や情報科学の領域においても良い実験になるのではと思います。
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未来にツケを残さない自由な社会を実現したいという目標に向けて、今年は政治家になったことで少し前進することができました。
しかし、一人会派として、政務活動費による調査や議会活動だけをしていても、その活動や影響力には限界があります。
そこで、議会活動だけでなく、民間と力を合わせ双方向で活動することができれば、政策の実現にもっと早く近づけると考えています。
そして、研究結果や実際に開発したサービスが他の自治体に導入され、議会や行政の事業が効率化されることを狙っています。
まだ構想段階ですが、デジタルネイティブ世代の議員として、来年はワクワクするような取り組みを考えていきたいと思います。
それでは本日はこの辺で。