早稲田地球感謝祭で、夏休みも商店街活性化!20年以上前に新宿区と連携も

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は早稲田地球感謝祭2017へ。

早稲田地球感謝祭2017

地球感謝祭は以前もお伺いさせていただきましたが、早稲田商店会と早稲田大学がコラボして開催されるイベントです。
大隈講堂では、まちの音楽祭が開催されていました。
地域の方による合唱を鑑賞させていただきました。

また、ショッカーズのパフォーマンスも迫力がありました。
実は、ショッカーズの皆さんは、おときた都議の結婚式の余興にも出演されていました。

キッズ商店街は、その名の通り子どもたちがお店をまわしています。
お仕事をすると、社会貢献をするともらえるアトム通貨を対価として手にすることができます。

イベント内で、300円分の買い物をすると1枚の抽選補助券をもらうことができました。
3枚集めると抽選に参加できますが、私は残念ながらハズレを引いてしまいました。

ちょうど先日、木下斉さんの「稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則」という本を読んで勉強していたところ、たまたま地球感謝祭に関する内容を見つけました。

稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則 (NHK出版新書) | 木下 斉 |本 | 通販 | Amazon

学生時代に乙武洋匡さんが早稲田商店会の事務局に携わっていたことは有名な話です。
当時高校生だった頃の木下さんは、乙武さんの本がきっかけで商店街活性化に興味を持ち、商店会の事務局で活動することになりました。

さて、地球感謝祭は、1996年のエコ・サマーフェスティバルという自主開催のイベントからスタートしています。
当時は事業系ゴミの有料化をしたタイミングでしたが、自主財源で環境啓発を行いながらさらに儲ける仕組みを作ることに成功した商店街活性化の先進的な事例です。
早稲田大学が会場となっていますが、協力の交渉を始めた当初は良い反応だったわけではありません。
そこで、まずは新宿区へ相談することになりました。
補助金が欲しいということではなく、環境活動に関する相談や、協力できそうな企業の紹介について、相談が行われています。
その後は、都や国、国連大学までが協力する大きな企画となりました。
その上で早稲田大学と交渉することで、円滑に話が進んだそうです。

本日も大学が夏休み中にも関わらず、たくさんの人で賑わっていましたが、当時の努力が現在まで繋がっているのでしょう。

新宿区では、早稲田や歌舞伎町などでまちづくりの先進的な取り組みがすでにいくつもあります。
各事例に共通していますが、商店街活性化を実現するためにも公民連携こそが大切だと考えています。
今週の代表質問でも関連する内容に取り組みますが、より多く公民連携の事例が生まれるように協力体制を整える必要があります。
今週から始まる第三回定例会でも、しっかりと議論を前に進めていきます。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社