西早稲田こども天国が超すごい!商店会でポニー乗馬したり、お店に立ってお小遣いも稼げちゃう!

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、西早稲田こども天国へ。
大隈通り商店会が主催し毎年開催されているイベントで、その名の通り子どもたちが主役のイベントです。

早稲田で大人気のグッドモーニングカフェですが、なんと駐車場が動物園になっていました!

ポニー乗馬も盛り上がっていました。

今年の新たな取り組みは、「子ども商店街」です。
子どもたちが野菜等を販売し、実際に商売が体験できる企画です。
野菜等の販売が行われていて、私も買い物させていただきました。

お店に立っている子どもたちを見て、
「まだ小さいのに商売をやらせるのは危ないんじゃ…。」
とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
こうした不安を払拭すべく、商売のプロである商店会が様々な対策を行われています。
例えば、お店ごとに大学生のサポートがついます。
また、直接現金に触れないよう、お店では金券でやり取りが行われていました。

そして、子どもたちは1時間仕事をすると、地域で利用可能なアトム通貨が100馬力(100円相当)手に入ります。
商店会で商売を体験しながらお小遣いをゲットすることができる素晴らしい仕組みです。
アトム通貨を手に入れたお子さんのみならず、保護者の方も含めて商店会に定着することになるでしょう。

民間での経験がない学校の教員が、商売の本質について説明することはなかなか難しいものかもしれません。
お店を訪れる顧客にはニーズがあり、ニーズを満たすために、お店も努力し価値を高めます。
そして、最終的に双方が納得の上で対価が支払われることで成立します。
私も含めて、公共で仕事をするとこういった当たり前のことを忘れてしまいがちです。
ニーズに関係なく徴税が行われ、それを原資に事業が行われ、給与が支払われているからです。
今回の企画で、実際にお客さんと接し頑張った分を対価として得た経験を通して、お金を稼ぐことが悪いことだという誤解もなくなるでしょう。

西早稲田こども天国は、街を楽しく盛り上げながら稼ぐ仕組みです。
これまで斬新な取り組みを多数手がけてこられた早稲田大隈商店会の安井浩和さんの記事もぜひご一読ください。
民間まちづくり会社等で活躍されていますが、何と3歳から店頭に立たれていたそうです!

「商圏は自分たちで作れる」都電沿線から生まれる新しい地域活性化 安井浩和さん(こだわり商店店主) WEDGE Infinity(ウェッジ)

新宿区でも様々な商店街活性化に関する事業が行われています。
現場のみなさまは、本当に熱い気持ちで商店会の活性化に取り組まれています。
もちろん、行政や議会の存在も必要だとは思いますが、民間の力を信頼し、これまで以上に現場中心の政策が必要です。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社