財布を持ち歩く日が減った。新宿区内の早稲田商店会で電子決済の動き

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

少し前のニュースですが、こちらをご紹介させていただきます。

NIPPON Tablet、早稲田商店会とQRコード決済サービスを活用した商店街の利便性向上や活性化を目的とした日本初のスマート商店街の実証実験を開始|NIPPON Tablet株式会社のプレスリリース

早稲田商店会で、日本初のスマート商店街の実証実験が行われています。
特に注目すべきは、主に訪日中国人を対象としたQRコード決済の導入です。
中国ではアリペイやWeChatペイなどが普及し、中国人の多いエリアでこれらに対応することは非常に有効です。

また、日本の電子決済は遅れていますが、すでにライフスタイルに変化が出てきています。
これまで出かける際には財布は必需品でした。
私は財布を持って行くのをよく忘れていましたが、最近では気がついても取りに帰らなくなりました。
私は常時Apple Watchを装着していますが、これさえあればSuicaで決済できるので電車やタクシーに乗れたり、買い物をしたり飲食店に入ることもできます。
都心は電子決済が利用できるお店も多いため、十分に暮らしていけます。
小銭を出す必要もなくとても便利なので、
「電子決済できる店に行こう。」
というように、意思決定にも影響を与え始めています。
日本は遅れてしまっていますが、電子決済の導入は不可欠です。

今回の早稲田商店会での実証実験では、他にもタブレットのアプリで通訳したり、ICTで外国人対応をサポートする実験も行われています。
早稲田周辺は、よくブログでもご紹介させていただいておりますが、魅力的なお店がたくさんあります。
新しいことに着手されたり、商店会としての取り組みにも注目しています。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社