こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
昨日は、第15回データシティ勉強会でした。
テーマは自治体とAIです。
先日のブログとも共通しますが、自治体におけるAI・RPAの事例が注目を集めています。
来年あたりから自治体でAI・RPAの本格導入が加速し、ブームになる可能性が高いです。
ただし、コストをかけることで本当に区民の利益につながるかは検討が必要です。
検討を行う上で、AI・RPAで何ができるかを理解しなければなりません。
今回は、Microsoftの「Azure Machine Learning」を用いて、ハンズオンを実施しました。
PythonやRなどのプログラミング言語を用いて機械学習を行うことが多いですが、Azure MLを用いることで、プログラミング不要で機械学習に取り組むことができます。
今回は、タイタニックのデータセット(CSVファイル)を用いました。
性別、部屋のクラス、家族などの情報を分析し、生存するかどうか機械学習による判定を行います。
タイタニックではお金持ちから生き残っている傾向があるという記事を読んだことがあります。
どの項目が影響していたかは、データ分析を試してみてご判断をいただければと思います。
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今回ハンズオンを通じて、機械学習でデータが必要なことや、機械学習でできることについて理解が深まったと思います。
自治体職員や議員は、派手に報じられる事例に惑わされることなく、機械学習やRPAに触れ現実的な議論を行うことが大切です。
第4回定例会でAIに関する質問を行いますが、改めて結果をご報告させていただきます。
それでは本日はこの辺で。