こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
監査の品質管理について質問しました。
民間では監査法人や内部監査など監査において品質管理は極めて重要です。品質管理システムを整備・運用し、モニタリングを行い、改善につなげるサイクルが確立されています。
質問と答弁です。
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伊藤 新宿区においても、リスクベースの品質管理を導入し、定期的に確認・改善する仕組みが求められます。品質管理の現状の仕組みと今後の対応についてお聞かせください。
常勤監査委員 監査に当たっては、一定水準の監査品質を確保しつつ、効率的かつ効果的に行うため、「リスクマネジメント」に基づく監査に取り組んでいます。これ は、財務会計上のリスクについて適切に評価し、各所属の職員全員がそのリスクに取り組むことにより、リスクの発生を一定水準に抑える内部統制の確立を促すことも目的としています。この取組においては、令和6年度前期の定期監査から、監査結果を踏まえた各部の取組状況についてモニタリングを実施し、改善につなげていくPDCAサイクルの仕組みを取り入れているところです。
また、今年度前期の定期監査において見られた、一部指摘事項の件数が増加したリスク項目については、その原因分析と改善方針について追加調査を行うなど、監査の品質向上に努めています。
今後も、このようなフォローアップを通じて、リスクベース監査の成熟度を高めてまいります。
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内部監査協会の内部監査基準では1年に内部評価、5年に1回外部評価を行い品質について結論を出す必要がありますが、それを参考に質問しました。
品質管理については今後も改善が必要ではないかと思いました。
それでは本日はこの辺で。






