今回のテーマは投資の中でも株式投資について扱ってまいります!
お金が増えるなら、、、とは思いますが実際のところリスクが必ずつきものになってくるのでなかなか手がだせないという人も多いのではないでしょうか。
最近は、投資を活発にしようとNISA(少額投資非課税制度)という制度が登場しました。
少額投資非課税制度(しょうがくとうしひかぜいせいど、NISA = ニーサ)は、日本において、株式や投資信託の投資に対して、税制上20%かかる売却益と配当への課税を、年間100万円を上限に非課税とする制度である。(wikipedia)
本日のニュースによると、実際に若者の投資は少ないようです。
NISA、投資は高齢者ばかり 若者や初心者を呼び込めるかが課題
そもそも、賃金が低いために投資が難しいというのはあるかもしれませんが、
投資をするという以上は、 一定水準の勝算が必要になりますよね。
しかし、その勝算を確保するためのハードルを越えることができない。それこそがNISAが普及しない原因だと考えています。
株式投資の現状は?
主に投資家は投資信託会社など主に法人を指す機関投資家と、個人投資家に分けられます。
みなさんも一度くらいテレビ等で部屋に引きこもってグラフを見ながら画面をポチポチしている投資家を見かけたことがあると思いますが、
彼らはデイトレーダーと呼ばれ、株価に影響力のある機関投資家の投資による株価の変動に乗っかる投資方法になります。
例えば、株価が上がって、一度へこんでまた浮上して、次は上がる可能性が高いんじゃよ!的な感じであまり根拠を持たずに投資をしている方も多いと思います。
当然ながらデイトレーダーはリスクが極めて高いです。
そして通常の株式投資では、企業の財務情報や、経済状況などを総合的に判断し投資をします。当然ながら情報収集能力や、専門的な知識が必要でありハードルは非常に高いのが現状であります。
情報収集の場としては、事業会社が開催している投資家説明会に参加することや有価証券報告書、決算短信、アナリストレポートなどの資料があります。
そして、そもそもそれら自体が、非常にわかりずらいコンテンツになっているため、投資判断することが難しいのです。
若者の投資を活性化させるためにはリテラシーの向上が必須である
今後NISAが普及するために、上限を100万円から上げることや、年齢の引き下げなどが議論されています。
しかし、それがきっかけで本当に投資が活性化するのでしょうか。
若者はただでさえ20万円程度の月収と厳しい状況であり、勝算の低い投資をやっている余力はありません。
一方で、上の世代になり資金に余力があれば、証券会社等から営業を受ける機会に恵まれ「多少すっても勉強だ」と割り切って博打的な投資をしながら体で覚えるということで投資センスを身につけられる可能性は上がり、更なる世代間格差が生まれてしまうのではないでしょうか。
若者の株式投資を活性化させるためには、 リテラシーの向上を狙うことが最も重要だと思えます。
なぜなら、リテラシーさえ向上すれば若者には投資の意欲があれば投資をする素養はあると思っているからです。
例えば、わかりやすく、一定水準ノウハウが得られるパチンコなどでは積極的に投資しリターンを得ている若者も多いです。
大学時代には、300万円近くの年収をパチンコで稼いでいる先輩もいました。
現状の株式投資は多方面からわかりずらく、 最低限パチンコと同じ程度の水準にわかりやすく、ノウハウが公開されることができれば市場は活性化するでしょう。
そのためにはどのような点から攻めるかですが、
- 情報自体をリテラシーの無い人を対象にしたものに変更する
- 学校教育として、投資に関するカリキュラムを導入する
必要があると考えています。
教育は根本的な問題ですが、情報公開に関しては、
中学生が見ても成長性があるか判断がつく
ようなイメージでわかりやすいレポート作成に取り組まれている会社も出てきていますので、このような流れが加速することが求められます。
勝率が良ければ低い賃金をカバーするために積極的に投資をすることの方が生産的だと考えられるようになるかもしれません。
正しい政策により投資の中でも最もベーシックな株式投資が活性化することで、
経済的により豊かな社会へ発展するでしょう。