こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
本日は、葛飾区議会議員選挙の結果が出ました。
まずは本題に入る前に、今週金曜日に行われるイベントの告知をさせていただきます。
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【Japan-US Innovation Summit 2017】
日米初の試みである日米の政治関係者・有識者らによる自由主義・保守主義の連帯に関するフォーラムが開催されます。
米国側はトランプ政権下最大の共和党系圧力団体とシンクタンクのメンバー、日本側はテレビ・新聞などでお馴染みの新進気鋭の国会議員と大学研究者らが集まり、忌憚のないパネルディスカッションが行われます。
Japan-US Innovation Summit 2017では、日本では見聞きすることができない、正しい経済政策のあり方についてのアイデアを学べるでしょう。
詳しくはこちら。
Japan-US Innovation Summit 2017」開催のお知らせ|パシフィック・アライアンス総研株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
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さて、改めて葛飾区議会議員選挙についてお伝えします。
以前このブログでもご紹介させていただいた大森ゆきこさんが、当選されました。
結果は以下の通りです。
39 無所属 きょうづか 理香子 2,248票
40 無所属 大森 ゆきこ 2,176票
—–当落ライン—–
41 無所属 会田 ひろさだ 2,175票
40議席中40番目、なんと次点とは1票差!
実は地方議会議員選挙は数票単位で勝敗が分かれます。
そのため、一人投票に行くか行かないかで、結果が大きく変わります。
大森ゆきこさんとは選挙期間中盤で初めてお会いしました。
そのため選挙にはまったく貢献できませんでしたが、せっかくのご縁なので何かできることはないかと考えて、
「葛飾区民の知り合いをご紹介しましょうか?知り合いは3名しかいないかもしれませんが、勝敗を分ける可能性がありますよ。」
とご相談させていただいたことがありました。
まず、私のような無名の区議が、葛飾区議選の応援に行ったところで得票につながる見込みはありません。
もちろん私がご紹介させていただいたからと言って、最後に判断するのは有権者ですが、それでも良い機会になればと考えていました。
最終的にはお忙しいようでこの話は流れてしまいましたが、こちらも積極的に動かなければならないと思いました。
もし、地方議会議員選挙に立候補される方がいらっしゃれば、1人の有権者に執着することをオススメします。
当選後も顔が見える支援者となっていただければ心強いものです。
そして、残念な結果になってしまったのが渡辺ふみやさん。
1725票を獲得しましたが、落選となりました。
始発終電キャンペーンなども行い、全力で活動されている様子でした。
志がある同世代の方の挑戦でしたが、厳しい結果になりました。
政治を変えたい一心でリスクを恐れず挑戦する姿勢には、大変勇気をいただきましたした。
都民ファーストの会としては、5名立候補し当選は元職1名となりました。
しかし、突風とまではいきませんが、都民ファーストの会自体は7500票以上もの大きな支持を得ています。
結果論ですが、候補者を絞ることができれば、立候補するだけで当選する選挙にできる可能性も十分にありました。
また、全員が浮動票を中心とした選挙が厳しいことは世論調査等で把握できたかもしれません。
状況を判断し、風に頼らない選挙へと切り替えるべきでした。
今後の地方議会選挙でも、候補者が主体となり当選が見込めるだけの支援者を事前に集めることで、結果を出せるものと考えています。
先日もブログでご紹介させていただきましたが、
「小池都知事とかがやけTOKYOによる代理戦争!」
のように書かれている記事もありました。
本日も以下のような記事が出ていますが、
都民ファースト失速、葛飾区議選5人擁立も当選1人 – 社会 : 日刊スポーツ
代理戦争に勝利したのではなく、風のない無所属は個人の努力でカバーしたと解釈するほうが無難です。
おときた都議も都民ファーストの会に関してメディアで様々なご指摘をされていますし、それ自体は大切なことだと考えています。
何でもかんでも小池都知事や都民ファーストの会を敵対視しているわけではありませんし、共通した政策を進めていくことを主張されていることを踏まえると、むしろ近い存在と言えます。
都政運営の際には、是々非々で切磋琢磨していただくことに期待しています。
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選挙とは大変辛いものですが、乗り越えないと議席が獲得できません。
その結果が当選後の活動にも大きな影響を与えることになります。
政策と志を兼ね揃えていたとしても、選挙で当選できるほど多くの有権者から支持を得なければなりません。
他人事ではなく、1年後には統一地方選も近づき、各地で激しい活動が行われるでしょう。
今ところ選挙を想定した活動は行なっておりませんが、もし私が何かしらの選挙に立候補することになれば、風もありませんし以前よりも非常に厳しい戦いになるでしょう。
所属政党がどこでも、自らで組織を作って当選する候補は存在します。
日々の仕事でニーズにこたえ、そして広報することで少しでもご支援をいただけるよう努力します。
それでは本日はこの辺で。