お隣の中野区視察。ペットボトル破砕回収機で容量が1/8にして、トラック数を減らしCO2の削減へ

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

閉会中ということで、積極的に政策調査を行い、次回以降の議会に備えます。
本日は、区民の方から情報提供をいただき、ペットボトル破砕回収機について調査しました。

ペットボトル回収機は、このような機械です。

機械にペットボトルを入れることで、容量が1/8となり効率よく回収することができるようになります。
結果としてトラックの台数が減り、CO2の削減につながるという事業です。
単に機械を設置するだけでは使ってもらえないため、利用する区民にもインセンティブがあります。
1本あたり0.2円相当のポイントが付与され、買い物に使えます。

東中野にあるスーパーへ足を運びましたが、絶え間なく利用されている印象でした。
一方で中野区で設置されている機械はかなり大きなもので、小規模なスーパーでは設置が不可能です。
さらに電源も家電用のものとは異なり準備が必要です。

新宿区の場合は小規模なスーパーも多く、場所や電源は新規オープンするタイミングを逃すと確保が難しいこともあり、導入する際にはハードルがあります。
機械の導入は簡単ではありまませんが、非常におもしろい発想です。
中野区ではトラックが一台減って浮いたお金と粉砕機のコストがトントンのようですが、費用対効果も出せる事業になる可能性はありそうです。

中野区の環境部ごみゼロ推進分野は、私の自宅からなんと自転車で5分でした。
遠くまで視察に行くこともありますが、近場からもヒントが得られることもあります。
8月の閉会中の期間を活用して、政策調査を進めてまいります。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社