飼い主のいない猫の問題を解決!好きなだけじゃできないボランティアによる地域猫活動

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

昨日は、地域猫活動の現場へ。
地域猫活動とは、飼い主のいない猫と地域の方が共生するための活動です。
エサをあげることだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、少し異なります。

まず、地域猫活動では、飼い主のいない猫が今以上に増やさないことが前提となります。
エサをあげないということではなく、不妊・去勢手術を行うことで対応します。
Trapで捕まえ、Neuterで手術、Returnは戻すことが一連の流れで、TNRと呼ばれています。

TNRや日々エサをあげる、また周辺のお掃除等の活動はボランティアの方に担っていただいております。

また、地域によっては猫が繁殖してしまったり、糞尿等に関するトラブルが起こる場合もあります。
動物愛護の要素もありますが、地域の問題を解決する側面もあります。
餌をあげる場所についても、建物をお持ちの方や近隣にお住まいの方から理解を得る必要があります。

必ずしも猫が大好きな人が地域猫活動に取り組んでいるわけでもありません。
また、猫が好きだから続けることができる活動ではありません。

新宿区でも不妊・去勢手術に関する助成を実施しております。
助成のあり方について一部で改善が行われました。
地道に現場で活動を続けられてきた方の提言あってのことです。

新宿区においても地域猫活動の支援がより良いものとなるよう、議会を通じて要望を行ってまいります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社