こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
地味なテーマですが、質問の持ち時間についてお伝えします。
実は、9月から質問の持ち時間が変更になりました。
これまでは、各会派(会派とは政党や考えの違い議員の集まり)ごとに25分と人数×5分、一人会派は20分の時間(答弁もあわせると40分程度)が与えられていました。
見ての通り、一人あたりの質問時間は、一人会派が多くなる仕組みです。
一人会派はポストが得られない、他にも一つしか委員会に所属できません。
しかし。本会議を通じて質問時間を多くいただいていたこともあり、多くのテーマに触れることができました。
一人会派のことまでご配慮をいただき、先輩方には大変ありがたいと感じていました。
しかし、一人会派が増えることで会議の時間が伸びてしまうことになります。
改選後は、一人会派が4会派になりましたが、会議の時間が大幅に伸びてしまうことになりました。
働き方改革の観点からも、会議の時間が伸びてしまうことは避けたいです。
トータルで時間を削減することには賛同しながらも、自分の質問時間を削るのは正直避けたいと思っていました。
議論を重ね、会派の持ち時間制度を廃止、議員一人あたりの持ち時間を9分とすることになりました。
一人会派へのご配慮をいただき、質問をしない議長、副議長の18分を4会派で分け、14分の時間をいただけることになりました。
20分の時間をいただいておりましたので6分減となりました。
また、一人会派の質問が代表質問から一般質問へと変更となりました。
代表質問は会派の代表が、一般質問は議員個人がするものです。
通常一般質問は職員の方にご答弁いただきますが、一人会派の場合には区長、教育長、選挙管理委員会事務局長からご答弁をいただけることは変わりません。
一人会社でも代表取締役が認められているくらいなので、代表質問の名称でも問題ないと考えています。
今後も議会のあり方について、改善を行ってまいります。
それでは本日はこの辺で。