こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
本日は、雑談になります。
新宿区に限らず、自治体も新型コロナウイルス感染症の対策に迫られています。
予算特別委員会でも、私を含めて多くの会派が発言をされていましたが、非常に重要なテーマでした。
今回の新型コロナウイルス感染症の問題については、各自治体ごとに答えのない問題を瞬時に意思決定しなければならない非常に難しい問題でした。
例えば、休校については、賛否あるものです。
私のところにも、「休校の必要はない。」「子どもを預かっては意味がない。」等のご意見が届き、ごもっともだと思います。
一斉休校をしなかった学校が一部で称賛されていました。
感染者数や人口密度や来街者の数なども異なるため、同様の条件であれば、私も休校を見送ることも考えたかもしれません。
しかし、その自治体から感染者が出てしまったようです。
厳しいご意見が集中している事例も目にしました。
結果を出さなければ意味がないということです。
今回の新宿区が行った対応に関しては十分に理解をしておりますし、行政としてのご決断は大変なことです。
私も直接関わったわけではありませんが、議員として同じように責任があることだと考えています。
ご迷惑をおかけしている以上、引き続き区民のみなさまがお困りのことを中心に、動いてまいります。
SNSを巡回していると、新型コロナウイルス感染症について何も発言しない議員に対するネガティブなご意見を複数人見かけました。
前述の通り、どちらにしても叩かれる案件です。
沈黙は金(きん)なり、雄弁は銀なりという言葉もありますが、案件の性質から黙っていることはPR的には正しいのです。
私は議会報告をそれなりに丁寧に(少なくとも区議会では一番の自信があります)行っているため、政策判断のプロセスが表面に出てしまいます。
これまでご支援をいただいた方であっても、一度でも考えが異なることがあれば、離れてしまうことがあるためリスクなのです。
個別にお会いすれば、発言を相手によって合わせることで回避することも可能です。
首長や得意な議員は情報発信をした方が望ましいと思いますが、中途半端な発言をするくらいなら黙っておくのも良いと思います。
地元で一生懸命活動されている方もいらっしゃりますし、情報発信だけが仕事ではないので活動方針を尊重すべきことです。
リスクは承知ですが、休校の際にも一晩でご意見をいただき、区に届けることができました。
緊急時でも公聴としての機能を活かすのが私の役割なので、情報の受発信を行ってまいります。
それでは本日はこの辺で。