データ化されている範囲でしかわからない。リモートワークは難しいけど

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

会社でもリモートワークを実施し、難しさを感じる瞬間があります。
その理由は、データ化された情報しか得られず、さらにその解像度は現実に及ばないと言うことに尽きると思います。

以前は定期的に足を運んでいましたが、会議がない日は登庁しないようにしていました。
緊急事態宣言前後では、毎日のようにPDFで情報提供をいただいていました。
大変ありがたかったのですが、実態が把握できていたかと言えば、そうではありませんでした。
コロナに関しては区民のみなさまの関心も高まっていたので、説明をさせていただく機会も多くありました。
議員に期待されていることは現場にいることで得られる情報や考察だと思いますが、私自身が得られる情報は、ほぼ公開された範囲のものであまり参考になるお話ができませんでした。

とは言え、お忙しいので議員に説明するためだけの労力を割き過ぎてしまったり、こちらから問い合わせばかりすると現場に負担をかけてしまいます。
途中で一度ですが、区議会と保健所長等と直接意見交換をさせていただく機会を設けていただいたことで対応がスムーズになったように思います。

議員は意思決定に関わる仕事なので、必要な情報にアクセスできることは不可欠だと感じました。

コミュニケーションが必要な人数が少ない、あるいは仕事が明確な場合にはリモートワークのメリットは大きいと思います。
たまに受託の仕事をすることもありましたが、自分一人や少人数で案件に対応している分には問題ありません。
また、情報も仕事に関することだけがデータ化されていれば良いので、すべてを知る必要はありません。
移動の負担が発生してないので、むしろ快適でした。

今勤めている会社ではリモート可なので、積極的に利用していきたいです。
メリット、デメリットの双方を見極めながら、バランスよい働き方を目指します。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社