自治体からオープンに!情報公開と公文書管理の学習会

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、区議会で議案説明がありました。
補正予算、条例、議決案件、また決算について審査を行います。

夕方からは超党派の「自治体における情報公開と公文書管理」という学習会に出席しました。
三宅弘弁護士にご講演をいただきました。

公文書の改ざん、廃棄などが問題になりました。
ガイドライン等が定められたとしても、ガバナンスの強化や内部統制を整備しなければ、今後も同様の問題が起こると考えられます。

また、公文書の電子化が課題と言われています。
紙で放棄された文書もデータでは残っていたことで公開された事例もあります。
しかし、政府や新宿区ではバックアップは基本的に公文書として認識をされていないようで、この点は改善が必要です。

しかし、特定の方によりデータが廃棄された場合、専門家しか復元できないバックアップから復元することはむしろ内部統制としては有効な側面もありますので、今後は活用を認めていくことが重要です。

現在は、ほとんどの事務はパソコンで行われています。
紙の保管書庫は7000箱いっぱいだったということで聞いておりますが、限度があるのでデータとして保管することが必要です。
電子化すると更新や削除なども含めて記録を残すことが可能です。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社