地域と少額キャッシュレス

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

地域での集金が、今年から振込対応になりました。これまで現金でやりとりしていた地域活動も、少しずつキャッシュレスへと移行しています。

地域では、飲食代やちょっとした物品など、少額の支払いが中心です。これまでこうしたお金のやりとりは現金が主流でしたが、集金する側の負担が大きく、ミスも起こりやすいのが課題でした。

一方で、デジタル決済には手数料がかかることや、操作に慣れていない方への配慮が必要なため、なかなか普及しにくいという事情もあります。それでも最近では、キャッシュレス決済が一般的になってきたこともあり、そうしたハードルも少しずつ下がってきたように感じます。

また、今回は地域の金融機関を利用することで振込手数料がかからないということでしたが、地域金融には可能性があると思います。

たとえば、PayPayのようなサービスは個人間の送金に使えば無料です。ただし、日本円として引き出す場合には手数料が発生します。裏を返せば、日本円に戻さなければ手数料の問題はある程度クリアできるということでもあります。

これからは、現金や銀行を使わずに、もっと気軽に少額のやりとりができる時代になっていくのかもしれません。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社