こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
本日は、新宿区公民連携・民間提案フォーラムでした。
区民のみなさま、また民間事業者のみなさまも多く参加されていました。
新宿区では、区民サービスの向上や効果的・効率的な業務の推進、区財政の負担軽減に資するサービスの提供につなげるために民間提案制度をはじめました。
提案については、すでに4件を採用することになりました。
根本祐二教授から基調講演がありました。
行政だけでは多様なニーズに対応することが難しく、公民連携が必要ということをお話しされていました。
税金だけでなく、民間企業、あるいは住民自身の知恵で解決していくことが大切です。
透明なルールを開示して適切に行うことが求められています。
民間の意見を聞くと癒着と言われてしまいますが、新宿区では政策課題を列挙して期間を決めて誰でも提案ができる制度になっています。
我孫子市で日本初の民間提案制度を導入され、新宿区公共施設等総合管理計画の策定にも関わられた齋藤 香里教授、東村山市経営改革課長、新宿区総合政策部長でパネルディスカッションが行われました。
経費削減や業務効率化に寄与することがあるとお話されていました。
法律や条例で決められた事務については実施する必要がありますので、委託することができないか検討することが必要です。
すべてを民間にということではなく、選択肢を増やして住民に選んでいただくことが望ましいと考えています。
新宿区総合政策部長は、大学院で公民連携を研究され、公共施設マネジメントなどに積極的に取り組んでくださっていてとても心強いです。
議会が後押しすることが必要なので、民間出身の議員として、公民連携の推進に努めます。
それでは本日はこの辺で。