党議拘束有りの模擬議会!神奈川県立湘南台高校のシティズンシップ教育

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本日は神奈川県立湘南台高校へお伺いし、
シティズンシップ教育の授業見学、研究協議を行ってきました。

本日もテレビの取材が入ってましたが、
神奈川県立湘南台高校は全国から視察が訪れるシティズンシップ教育の超先進校です。

本日は私以外にも、静岡県教育委員会や明るい選挙推進協会、
学校評議員の方が参加されて活発な議論を行いました。

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本日は模擬議会を見学させていただきましたが、
模擬投票、模擬裁判なども行っているそうです。

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湘南台高校の模擬議会の授業では、

第1回 議案説明
第2回 委員会
第3回 委員会採決
第4回 本会議採決(本日)
第5回 振り返り

と非常にリアルなカリキュラムになっています。
本日は第4回の「本会議採決」を見学しました。

まず政党は与党と野党の二つが存在し、出席番号順で6:4に分かれます。

リアルすぎて驚いたのですが、
委員会で議論をする際に「党議拘束」が働き、
与党は議案に賛成し、野党は反対をすることが決められています。

私が所属する日本を元気にする会は党議拘束が無い唯一の国政政党なので、
政党に縛られることなく自由に意思表示することが許されています。

委員会までは学校から議案に関する資料の提供はなく、
新聞、インターネット、各種資料を用いて生徒が自主的に調査をします。

もちろん、生徒それぞれにも考えがあります。
しかし、調べていく過程で考えが変わった生徒も出てきているとのことで、
この考えが揺れることを学ぶことが大切だとのことでした。

本日の授業で見学させていただいた本会議では、
議長役と、議員役に分かれ、委員会の決定に基づき発表をします。

本会議では「所属委員会のみ党議拘束が働く」というルールで、
最終的な意思決定は賛成反対の立場の意見を聞いた後に、
「起立採決」により各自が判断することになります。

本日扱ったテーマは、新宿区議会で私も議論の経験がある、
「シティズンシップ教育」、「防犯カメラの設置」
更に大人でも理解が難しく国論を二分する、
「集団的自衛権」、「難民の受け入れ」の4つでした。

採決の結果はクラスによって異なるようです。

高校生の場合、友達が意見を出すとすぐ偏ってしまうという傾向もありますが、
生徒だけで意見を述べ採決の結果が出た後に、
「こんな考え方もあるんじゃない?」
と別の角度からの情報提供をすることで、
最後まで偏りを出さず授業を進められていました。

政治的中立を徹底するために、最後までどちらかの意見に偏って終わらないよう、
賛成反対それ以外の案まで準備されていたことが伝わってきました。

国会で激しいデモまで起こった集団的自衛権の採決でも、
非常にバランス感覚のある授業を展開し、驚くほど爽やかに終了していきました。

模擬議会においては次のフェーズとして、
政治は賛成反対の選択肢だけではない、
修正案まで考えるワークショップを検討しているとご説明をいただきました。

高校時代にしっかりと学んだ生徒たちの将来が楽しみです。

授業がきっかけで政治に関心が高まり、
政治学科に進学することを希望している生徒も出てきたようです。
政治家を目指す生徒も出てくるのではないかと思います。

議員になってから全ての本会議では欠かさず
「若者の政治参加」について質問させていただいてきましたが、
例えば、新宿区内の高校はもちろん小・中学校でも模擬議会の導入することなど、
機会を見つけて提案させていただきたいと思います。

それでは本日はこの辺で。

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ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員。無所属。1987年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科公共経営専攻に在学中。グリーンバード新宿チームリーダー。Code for Shinjuku代表。正社員エンジニア。