こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は千代田区長選の告示日。
千代田区と言えば大学が数多くありますが、私も社会人になってから教育を学び直すため、夜間を利用して日本大学へ通っています。
通学するキャンパスが神保町の辺りのため、候補者の事務所があるとなんだか他人事ではないように思います。

さて、千代田区長選の石川まさみ氏が、希望の塾に出席し、公務のため東京青年会議所の公開討論会を欠席されたというが報道されていました。
石川雅己氏、討論会欠席も同時刻に小池塾へ!…千代田区長選29日告示 (スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

偶然ですが、私も当日は、希望の塾(雑用)、そして千代田区長選公開討論会、どちらも行ってきました。

そのため、状況については把握しておりますので、改めて状況をご説明させていただきます。

まず、結論を申しますと、生地もミスリードを誘うような記述になっているため、多くの方が誤解をされています。

石川氏が討論会を欠席された理由は、希望の塾ではなく、まったく別で先約のあった公務でした。
希望の塾のカリキュラムでは、討論会の開始時間である14時からは別の講師が登壇することになっていましたし、石川氏が希望の塾に登壇した時間は、公開討論会よりも前の時間でした。

移動の時間を考えれば、参加するのが難しい状況で、何も不自然なことはありません。

そのため、SNSで一部の方が指摘されている、
「希望の塾へ足を運ぶために、公開討論会を欠席した。」
という表現は適切ではありませんし、公務のため公開討論会に出席することができないということは、特段問題がないと考えています。

また、公開討論会を辞退したわけではなく、映像を通じて対応されていました。
過去の実績をベースに、どの候補者よりも政策について具体的にお話をされていました。

過去の実績については、ホームページをご覧いただき、Twitterも開設されたようなのでぜひフォローしてみてください。

「鳥越さんと同じで区政について話ができないんじゃないか。」
というネガキャンが一部では行われていましたが、実際に区長として活動され、議会でも答弁されてきた実績があるからこそ、どの候補よりも具体的な政策の話があることは明白です。

さて、選挙期間中であっても、今回のようにスポーツ新聞などで中立な報道が行われないことは仕方のないことですが、肝心の公開討論会の内容には触れられていません。
私が、見ていて問題に感じたことは、真摯に政策についてご説明されていた石川候補ではなく、どちらかと言えば与謝野氏です。

政策について回答を求められると、
「国際化と英語が大切だ。」
と訴えらることが非常に多かったのですが、予算や数字にも言及し実際に行動してきた石川まさみ氏と比較すると、具体性が欠けるものでした。

また、もう一名の候補や、登壇していた学生代表は積極的に発言(質問)を行なっていましたが、与謝野氏は「特に質問はない」と対応されていたことも印象的でした。

日の丸の問題に関しては、「やってしまったな…」という感想です。
人間誰しも細部まで気を配ることは難しいものですが、自民党(保守層)に支えられた選挙を行うという意味では、軽率な行動で、非常に大きなダメージとなりました。

小池氏、日の丸的あてゲーム騒動に激怒「信じられない!」 千代田区長選ドン派候補・与謝野氏直撃「全然違う」 (1/2ページ) – 政治・社会 – ZAKZAK

かなり苦しい言い訳のように聞こえてしまいます。

選挙期間ともなれば回答が非常に難しいところだと察します。
そのため、公開討論会の場においては、聞かれてもいない場面で国際化を訴えるよりも、日本への考えを訴えるべきだったと思います。

また、公開討論会では、学生から政策提言を受けるコーナーがありました。

学生区長制度などによる社会参加の機会について意見を求められると、
「行政のプロではなので…。」
と切り出す弱気な発言も印象的でした。

もちろん、いきなり立候補をされたということで、与謝野信氏がプロでないことは誰でもわかることです。
しかし民間の経験から、どのような政策で社会を変えていきたいかということを具体像を提示すべきではないかと思いますし、政策のプロに支援を受けるなど、何かしらの対策が必要ではないかと考えています。

あまり具体的なお話がなかったため、気になって与謝野信候補の公式ページを確認してみました。
突貫工事でつくられていますが、政策や実績などのコンテンツに関して具体的な話はほとんどなく、間に合わせだということが伝わってきます。

与謝野氏の政策もぜひご一読ください↓
私の政策 – よさの まこと

よさのまことの基本政策
日本一の千代田に!

日本一、住民が安心安全を感じられるまち 高齢者にやさしい安心して住み続けられるまち

出産前から18歳までの子育てをしっかりサポート

地域とマンションの連携強化、電線類の地中化

日本一、国際化の進んだまち
子どもから大人まで英語に慣れ親しめるまち
国際金融センターとして確固たる地位の確立
東京五輪に向けて外国人に開かれたまち

日本一、新旧の文化が花開くまち
千代田区の歴史ある伝統・文化をしっかり継承
最先端のアートを生み出すまち
子どもたちが一流の文化の中で育まれるまち

実際にサイトを見ていただくとわかると思いますが、具体性のない文章の羅列です。
現場で改革を行ってきた石川まさみ候補と差が確認できます。

また、テレビなどで与謝野事務所の映像が流れていましたが、先輩の衆議院議員から「もっと大きな声で」など、この段階で基本的なレクチャーを受けている様子が放送されていました。

以前も指摘させていただきましたが、区民の責任を一手に引き受ける首長選挙に立候補されるには明らかに準備不足で、リスク管理も脆弱な状態にあると言えるでしょう。

今回の選挙は、名前だけで通るほど甘い選挙ではありません。
これから、国際感覚のある民間出身の候補として、ご本人の意思で政策が語られることを期待しております。

それでは本日はこの辺で。

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About The Author

伊藤 陽平

29歳最年少の新宿区議会議員。立教大学経済学部経済政策学科卒業。 妻と二人暮らし。趣味は音楽(3歳からピアノに没頭)。 大学在学中に株式会社スモールクリエイターを設立した元学生起業家。資金調達やグループ会社3社の設立を実施。NPOや一般社団法人等と連携しながら、大学生のキャリア支援や老人ホームで地域の若者とお年寄りを繋ぐ音楽イベントの企画・運営など、若者の感性を通して社会を豊かにしていくことを信条として活動中。