入学式「株式会社〇〇の〇〇さんです」と職員紹介。また、行事の挨拶は政治家以外ファーストで

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

昨日は、落合第六小学校、本日は落合第二中学校の入学式でした。

新入生によるメッセージや、合唱など素敵な演出でした。
ご入学おめでとうございます!

また、本日の落合第二中学校入学式で行われた職員紹介では、
「給食を担当する、株式会社〇〇の〇〇さんです。」
のような紹介が行われていたことが印象的でした。

保護者の中には、民間委託が行われていることを知らなかった方もいらっしゃるかもしれません。
実は、学校にも民間の力を取り入れようと、改革が行われています。
公務員でないことに対する偏見を耳にすることもありますが、民間給食であっても評価は高いです。
行政サービスとしてさらに優れた選択肢が登場した場合に、あるいはあってはならないことですが何か問題が起きた場合でも、柔軟に対応することもできます。
ICT化により、急速なスピードでイノベーションが起こる可能性も見越して、合理的な判断だと考えています。

また、政治家が各地で入学式に参列されていますが、ネガティブな声(?)もあるようです。

おときた都議のブログはこちら↓
政治家のあいさつや紹介は1人で十分。学校式典は「子どもファースト」で

私は文教子ども家庭員会に所属していることもあり、学校現場へ足を運ぶことがあります。
入学式に参列する政治家の多くは、教育や学校に関心があったり、地域で顔を合わせる子どもたちを祝福したいなどの一心で参列されているものと認識しています。
しかし確かに、政治家だからというよりも、大人の話全般が子どもたちにとってつまらないという問題はあるかもしれません。

新宿区立の小・中学校で、来賓の政治家が挨拶をしている姿を目にしたことはありませんが、行政・議会・地域の方を来賓だからと全員特別扱いはせず、式のプログラムから来賓の大人の挨拶をなくすというアプローチも、学校によっては検討されることになるのかもしれません。

逆に面白い活動をして突き抜けてしまうことで、子どもたちに、
「なんで挨拶がないんだ!この人の話が聞きたい!」
と言ってもらえるくらい、おもしろい話ができる人気の政治家になりたいものです。

地域行事に足を運ぶと、
「選挙ばかりやってないで、政策をやれ。」
と批判を受けることもあります。
一方で行事に顔を出さないと、
「現場も見ずに、想像で政策を進めるな。」
と別の批判を受けることになります。
有権者や支援者の反応を見ながら、バランスの良い活動が求められていると理解しています。
議員になった当初、私自身は地域行事との接点がありませんでしたが、活動を続けていくと考え方が変わりました。

過去のブログはこちら↓
ごめんなさい。地域のお祭によくいってます。

すべての行事に言えることですが、「政治家以外ファースト」の視点は大切です。
新宿区内には、政治家がくると気を遣うため、ここ最近は招待するのをやめた団体もでてきています。
このように区民が主体となり、慣習を変えていくことも可能です。

最近では政治家の挨拶もカットされている学校が多いようですし、入学式に関しても、自然と最適化されていくようにも思います。
政策を進めながら、さらに地域活動もするとなれば、やはり覚悟を決めるしかないのでしょうね。
とはいえ、周囲の目を過度に気にすることなく、自信を持って自然体で入られるように、日々の活動を頑張ります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社