【吉住健一新宿区長誕生】投票率は25.80%!新宿区長選挙特集最終回

本日はこれまで数回にわたりお送りしてきた新宿区長特集の最終回です。

投票日当日である本日11月9日(日)は朝から雨ということもあり、
午前9時の時点で投票率が前回の半数近くに下回ってしまいました。
一日を通して雨が降ったり止んだりが続き、
天気に恵まれなかった新宿区長選挙だったと思います。

17時台に15%をきっていた投票率も、最終的には25%まで持ち直したようです。
選挙の結果は、吉住健一氏が当選し、新しい新宿区長になることに決まりました!

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今回私は、これまで20代の投票率が約11%で、
前回の区長選挙もそのような状況で区長が決定してしまったことに問題意識を持ち、
新宿区長選挙を盛り上げていこうと考えました。

ネット選挙が解禁されたとは言え、
インターネット上での候補者の情報が非常に少ないことを実感しました。

「誰に投票したら良いかわからない」
など、投票へ行かなくなる状況を少しでも無くそうと思い
インターネットで積極的に情報発信をすることを考えました。

このような背景から、
今回の新宿区挑戦の候補者である吉住候補・岸候補、
そして現新宿区長の中山区長へのインタビューをさせていただきました。

こちらのサイトへの検索エンジンでの流入はもちろん、
ソーシャルメディアでも100件を超える「いいね!」やリツイートをいただき、
新宿区政に関心を持っている方に
微力ですが情報をお届けすることができたのではないかと思っています。

しかし、これではもともと関心が高い層へしかリーチができないため、
投票率が増える訳ではありません。

実際に投票率を高めるためには、
街へ出て声をかけていくしかないと判断しました。

そこで、新宿区公式の若者向けに選挙啓蒙するためのフライヤーを配布しながら、
新宿区長選挙や投票へ行くことの重要性を訴えました。
結果的にインターネット経由でご連絡を頂いたボランティアの方にご参加いただいたり、
合計で3名の方にご協力いただきました。

様々な方に、投票率の低さや投票することの重要性を訴えました。
「今日選挙があることを知らなかったけど投票に行きます」
と言ってフライターを受け取ってくださる方もいて、
数多くのポジティブなご意見をいただくことができました。

やはり投票率を上げるには、
街でひたすら声をかけるのが一番だと思いました。

昼間人口、夜間人口の差が激しい新宿区では、
普通に生活していても
選挙をやっているということがなかなか伝わりにくいのかもしれません。

この選挙や投票に関しての意識・温度差に気がつくことができたことが、
今回の私の最大の収穫でした。

もし平日に仕事がなければ、

新宿区長選挙がやっているという事実を朝から晩まで駅に立って声をあげることが、
一番の近道だったのかもしれません。

今後は更にリアルな活動ができるように、
引き続き気持ちを新たに頑張っていきたいと思います。
これまでインタビューにご対応いただいた、

吉住健一さん、岸まつえさん、そして中山弘子新宿区長、
活動を手伝って街で声を枯らしながら訴えてくれた皆さん、
インターネット上でメッセージ・シェア・リツイート等をいただいた多くの方々、

本当に、本当に、ありがとうございました!

今回の区長選挙は終わりましたが、
「投票して終わり」ではありません。
注目が集まらない選挙期間外にこそ最も重要な期間だと思っています。

引き続き新宿区自治基本条例検証会議委員等の活動を通じて、
今後もこちらのサイトで引き続き新宿区政情報を発信したいと思います!

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社