新宿区情報公開・個人情報保護審議会委員を続投。Excel管理→BCC大量送信からWebシステムへ移行を

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

一期目から引き続き新宿区情報公開・個人情報保護審議会の議会選出委員5名のうちの1名にお選びいただくことができました。
昨今の審議会では、システムに関する案件が急増しています。
これまでも委員として審議会で様々な提言を行い、情報セキュリティ対策を前に進めていただくことができました。

システムは私の得意分野であり、ぜひ引き続きお任せていただきたいと希望を出させていただき、お認めいただくことができました。
新宿区議会のみなさまには、役割を与えていただけたことを感謝し、引き続き区政の発展に努めてまいります。

新たな任期がはじまりましたが、本日も様々な案件を審議させていただきました。
もちろん、システムに関する案件もたくさんありました。

新宿区の事業としてイベントの参加申し込みや会員の登録が必要な場面があります。
以前は紙やFAXによる手続きが中心でしたが、最近はホームページやメールで申し込みができる事例が増えてきました。
その運用については、まだ確立されていません。
例えば、個人情報をExcelで管理している現場は多いです。
さらに、連絡はメールで、一斉送信はBCCで行われていることもあります。
数人であれば問題ありませんが、数百人の個人情報をExcelで管理することもあります。
送信ボタンを押す方に相当なプレッシャーがかかることもあるでしょう。

本送信のリスクも高いため、フォームからデータを受け取り、システム上でメールを送信することが望ましいと考えています。

情報セキュリティアドバイザー制度や攻撃をしながら脆弱性の対策を行う自治体版ホワイトハッカー事業など守りが強化されてきましたが、だからこそ攻めの姿勢でシステムによる対応を推進します。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社