高校生の議会傍聴&議場で質問や採決を楽しもう

こんばんは。新宿区議会員の伊藤陽平です。

本日は、高校生インターンシップの二日目でした。

予算書・決算書を読んでもらいました。

なるべくすべてに目を通し、その上で興味のあることを調べるようにアドバイスをしました。

何も説明するまでもなく、スマホで検索を行い、主体的に取り組んでいただきました。

高校生の金銭感覚だと、
「こんなにお金かかってるんだ!」
との声が多く、膨大な金額に感じるようでした。

また、世代特有な話題かもしれませんが、
「ネットがあるのに、ポスターとか紙の広報はいるの?」
「でも、自分から探しにいかないと情報が取れないよね?」
というご意見から、
「水辺の桜事情に結構かかってるけど、こんなことしなくても新宿に人来てますよね。」
とご指摘をいただいたり、
「新年賀詞交換会にお金が使われていますが、桜を見る会のようなイベントですか。」
など、新宿御苑のお隣にある高校生らしい着眼点が面白いなと思いました。

午後からは臨時議会でした。
台風で一部損壊した住宅等への支援を行う補正予算についてが議題です。

これまで春休みや夏休みにインターンシップを実施してきましたが、ちょうど閉会中のため本会議の傍聴いただいたことははじめてのことです。

本会議の傍聴後は議場で過ごしました。
議長、区長、教育長、そして議員の真似をしながら質問・議案審査大会を開催しました。

特に指示を出したわけではありませんが、議会を傍聴して高校生もスイッチが入ってそれぞれの役割を真似して遊んでいました。
「新宿高校は休みにも課題が多く生徒の負担ではないでしょうか!」
等のおもしろい質問が連発し、討論や採決を楽しみました。

冬休みにも関わらず、この二日間はとにかく楽しんで帰ってもらえればと思っていました。

公民の授業が苦手な生徒もいましたが、議会を傍聴し、資料を読み込んだことで理解が深まり、好きになっていただけたようです。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社