本日ちょうど会社の登記変更に行く機会があったので、
話題のサービスについて触れてみたいと思います。
もともと民間事業者としてfreeeのクラウド会計ソフトのユーザーです。
会計ソフト freee (フリー) | 無料から使える全自動クラウド会計ソフト
創業当初、ほとんど帳簿に動きがない決算の時には、
freeeを利用して税務申告まで自分でやったこともあります。
当時はブラウザで入力するだけで、
瞬時に決算書がPDFで出力できたことに驚きました。
既に使っている方も多いかと思いますが、改めてスタートアップにはオススメです。
そんなfreeeに、さらに便利な機能が登場しました!
その名も、「会社設立freee」です!
会社設立 freee(フリー) | 法人登記の必要書類を5分で作成
実際に使ってみましたが、
フォームに入力するだけで一瞬で定款がPDFとして出力できました!
会社印の注文も同時にできたり便利です。
私も何度か会社の設立を経験したことがありますが、
その際には下記のサービスを利用しました。
オンラインでほとんどOK、公証役場の地図や、丁寧なマニュアル完備など、
相当親切でコスパも良いため、まわりにもオススメしていました。
実はこれ、現職の国会議員 井坂信彦 衆議院議員のサービスなんです!
とにかく非常に良いサービスだと思いますのでこちらも起業する際にはオススメです。
(私が利用した際には、印鑑はこっちの方が安かったです。)
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「政治家が」みたいなことをタイトルで書いていますが、
私がお伝えしたいことはただ一つです。
こういうの、早く行政も導入するべき!
ということです。
残念ながら、創業期にこの手の煩わしい作業がたくさんあることは、
(また、経済的に厳しい時に印紙税などの実費があることもですが、それはまた今度。)
起業家の負担を増やし、やる気を萎えさせることにしか貢献しません!
民間でこのようなサービスが出ても、
最後の最後は、結局誰かが足を運ばなければならないということは
非効率でしかありません。
昨日の松田代表フェロー勉強会でのおときた都議による欧州視察報告でも、
エストニアの電子行政サービスの話がありました。
結婚・離婚・銀行口座の開設・土地の最終的な売買
以外はネットで完結するような社会になっています。
ベンチャー企業を中心に、書類を提出するという文化自体が
そろそろオワコンになっていくと信じていますが、
事務作業をする上で基本的には提出義務のある書類だけ出力し、
それ以外は、データで保管しておいたほうが
書類の保管スペースも少なくて合理的だと考えています。
新宿区議会でも、
自由民主党の大門幸恵議員がペーパレス化についてご質問をされていましたが、
やはり行政からの情報提供はほぼすべて「紙」なんです。
私も微力な抵抗として、必要な書類だけカメラかスキャナで電子化し、
一生懸命運んでいただいている職員の方には申し訳ない思いで、
電子化した紙を処分することもあります。
デジタルなのかアナログなのかよくわからない非効率なことをしている自分に
もどかしさを感じています。(泣)
freeeが掲げたような、
「クラウド完結型社会」を行政が目指すことで利便性は向上するでしょう。
私もWebサービスを運営するITベンチャー政党「日本を元気にする会」の所属議員です。
新宿区議会から電子行政を目指すべく、
引き続きICTに関して積極的に取り組んでいきます。
それでは本日はこの辺で。