自治体の将来予想財務書類

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は早稲田大学パブリックサービス研究所の研究会でした。
招聘研究員で元習志野市職員でもある吉川さん習志野市の財政状況と将来予測財務書類についてご講演をいただきました。

習志野市の財政状況についてご説明いただきましたが、新宿区でも公会計の活用に力を入れなければならないと感じました。
投資的な事業の財政的な影響について、事業計画を立案するために将来予測財務書類の作成、活用が検討されています。
書類の作成方法や分析例について、また具体的にセグメント別将来予測財務書類の活用策についてもご説明いただきました。

予測財務書類を作成するためには歳入、歳出を推計しなければなりませんが、人口推計などの前提が必要なため、日頃の調査研究も不可欠です。
官庁会計から発生主義、複式簿記による財務書類への組み替えが行われます。
分析の案として現預金や基金が資金ショートしないかという視点から分析が行われていました。
新宿区で活かせるかも含めて、個人的にもう少し調査をしたいと感じました。

大学院に所属していると様々な学びの機会をいただけます。
もう修了しますが、残りの期間も過ごさせていただきます。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社