711万占い師へ政務活動費(川崎)地方議会は開示と監視を

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

川崎市議会で以下のような問題が取り上げられています。

《神奈川・川崎》男性占い師に政務活動費711万円を注ぎ込んだ疑惑の“不思議ちゃん”女性市議を直撃(週刊女性PRIME) – Yahoo!ニュース

適切に使ってくれたらそれで良いというご意見はよく耳にします。
しかし、ガバナンスの弱い状況では、定期的に不祥事が叩かれる状態からは脱却できないと考えております。

まず、情報がまともに開示されていない場合があります。
新宿区議会でも領収書等で細かな情報を確認することができないため、実態として区民のために適切に使われているのかすぐに評価をすることができません。
そして、議会の責任でもありますが、何よりも有権者に厳しく監視をされていないため議員の意識を高めることにも限界があります。
政治家を信用するお任せ民主主義には限界がありますので、有権者の監視が必要です。
地方議会も率先してもっと厳しく監視されるよう開示を充実させる必要があります。

応援したい地方議員がいたとしても、行政にお金を集めさせて、所得税のかからない経費が使えるお財布を議員に配る必要性は感じておりません。
応援したい方が直接寄付をして、政務活動費を受け取らないように依頼して、廃止派にまわってもらった方が良いと思います。

私は政務活動費これまでも年180万円全額、今年度も全額お返しする予定なので4年で720万円をお返しするつもりです。
政務活動費については、新宿区議会でも問題視を続けてまいります。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社