無所属のご提案!議決権分散でガバナンスの強化

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

統一地方選挙が近づいてきましたが、政党が候補者を擁立する動きも最終段階に入っています。
多くの候補者は、政策実現の可能性を高めるため、またスタートラインに立つためには政党に所属することになります。

私も大きな政党に所属すべきというアドバイスをよくいただいてきました。
そもそも相手にされないとは思いますが、あえて逆張りで完全無所属で議決権を分散によるガバナンスの強化をご提案します。

企業では、ガバナンスの強化が求められています。
ガバナンスとは、経営者を牽制する仕組みのことです。
特に経営者に近い役員が多数決で意思決定をする状況を防ぐことが求められています。
上場企業では、経営陣から社外取締役より厳しい独立役員を選任することが求められています。

議会では会社のように議員の構成については義務づけられていません。
コーポレートガバナンスのような発想で考えると、政党、会派、選挙等で経営者である首長から独立していることが重要です。
私は政党や会派にも所属していませんし、区長選挙で唯一どちらの陣営にも属さず、完全に独立性を保っています。
企業における独立役員に近い存在と考えることもできます。

野党、少数会派の存在意義について過小評価されることもありますが、ガバナンス上は極めて重要な存在と言えます。

無所属であることを悲観しても仕方がないので、発想を転換して強みとして自信を持ってご提案します。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社