スタートアップ×新宿でカツことができる!

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

スタートアップについて質問しました。
前期までスタートアップ新宿という会派で活動していました。
スタートアップの認知度がまだ十分でないため、会派名にスタートアップを入れました。
現在はスタートアップ企業の認知度が向上してきましたが、引き続き取り組んでいます。

改選がありましたので、全般的なことを質問しました。

以下、質問と答弁です。

伊藤 これまで、スタートアップの振興について、新宿区でどのような取り組みが行われていますか。近隣のスタートアップに取り組む自治体と比べ、新宿区の振興策はどのような位置づけにあると考えますか。
中小企業とスタートアップは異なる特性があることを前提に、産業振興政策を推進する必要があると考えていますが、いかがでしょうか。
新宿区とスタートアップの連携について、これまでの取り組みや今後の方針について教えてください。

吉住区長 区では、これまで平成23年度に高田馬場創業支援センターを開設して以来、センターの運営や地元経済団体である東京商工会議所新宿支部との連携によるビジネスプランコンテストの実施を通じて、区内におけるスタートアップの振興を図ってきたところです。近隣の自治体においても様々な振興策を行っているところですが、新宿区のビジネスプランコンテストでは、プランの発掘に重きをおいています。区内の大学において、個別セミナーを実施し、幅広く応募を行うとともに、応募されたものの中で際立ったプランについては、各業界の第一線で活躍る経営者の方々が伴走型の個別指導を行うことで、事業化に向けてきめ細かな支援を行っています。

次に、中小企業とスタートアップの異なる特性を前提に産業振興政策を考えることについてです。ご指摘の通り、スタートアップは短期間で急成長を目指すという特徴があり、中小企業とは異なる特性があると認識しています。
区の産業振興プランでは、施策の方向性の1つとして、「創業へのチャレンジ支援」を掲げ、ビジネスプランコンテストをはじめとした、創業への支援を
行っています。また、東京都が実施する産管学によるスタートアップの創出や成長促進のためのプラットホームである「東京コンソーシアム」に令和元年度から参画しています。
次に、区とスタートアップとの連携の取組み状況と今後の方針についてです。区では、これまでスタートアップとの連携プラットホームである「東京コンソーシアム」への参画をはじめ、区内のインキュベーション施設を訪問し、スタートアップに対する必要とされる支援についての聞き取りを行うとともに、事業者間の交流の機会の提供も行ってまいりました。今後も、スタートアップの連携について、これらの活動を継続して取組んでまいります。

先日もIVSで宮坂副知事のセッションを拝聴しましたが、東京都との連携は非常に重要だと感じました。
その際に長谷部渋谷区長がおっしゃられていたことですが、どこでもスタートアップが集積するわけではなく、渋谷などよりローカルな単位でエコシステムが形成されることになるでしょう。

特に新宿区はスタートアップのポテンシャルが大きいと感じています。
生産性を上げるためにはイノベーション一択であり、社会課題を解決し、雇用を生むスタートアップには区としてもさらに力を入れていただけるよう引き続き議会活動に取り組みます。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社