個人情報保護、庁内の専門性向上でさらに内部チェック体制強化を

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、総務区民委員会でした。

個人情報保護管理運営会議による審議についてご報告をいただきました。
法改正に伴い令和5年度から内部チェック体制の強化に向けて設置された会議体です。

最初からこの会議で審議されるのではなく、分科会でチェックリストを用いて事前に問題がないか確認します。
その後に情報セキュリティアドバイザーが確認し、管理運営会議で審議されます。

さらに、必要と認められるときにはセキュリティの専門家を含む情報公開・個人情報保護審議会でご意見を伺うことができます。

今後はさらに庁内における専門性が重要になります。
情報処理安全確保支援士等の専門家を採用し、庁内でリスク分析が行われることが大切です。
リスクが把握できた上で情報セキュリティアドバイザーや審議会と連携して適切な意思決定へとつなげることが求められています。

また、CIO(副区長)や部長級等の審議に関わる職員の専門性向上も必須です。
アップデートしなければ追いつけないので、さらなる研修を求めました。

IT事業者のエンジニア・公認内部監査人と個人情報保護審議会委員を8年務めてきた経験を活かし、さらなるセキュリティ対策に努めてまいります。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社