箱根バブルから保養所改革でカツ!

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は総務区民委員会があり、以前から取り上げてきた保養所の状況について報告がありました。

箱根つつじ荘では3億5千万円、グリーンヒル八ヶ岳では5億3千万円が計上されていますが、財政状況が厳しい中で、自治体が赤字経営のホテルを維持することには問題があり、私は廃止を求めています。

区職員の内部委員、外部委員として学識経験者や公認会計士の意見を交えた事業評価が行われましたが、箱根つつじ荘は残念ながら赤字に陥っています。
管理運営経費に関する目標の達成度について、ある委員は1(課題あり)と評価し、平均評価は1.8という結果でした。
特別な理由があれば別ですが、現状の経営状態では1という評価は妥当だと思います。
区の職員も、指定管理者の評価において厳正な姿勢を持つべきです。

物価高騰の影響が考えられますが、箱根は観光バブルと呼ばれるほど需要が高く、周辺の宿泊施設も厳しい状況にあるとは思えません。
コスト管理や価格の柔軟な見直しなど、実際に経営改革が求められる状況です。

他の自治体では、施設の売却決定から実際の撤退までに10年近くかかることもありましたが、早期の撤退を望みます。
それまでの間は適切な運営を行う必要がありますので、指定管理者と経営について適切にコミュニケーションを行っていただきたいと意見を述べました。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社