こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
本日は、本庁舎対策等特別委員会で長岡市役所を訪問しました。
新宿区議会として伺うことは初めてのことだったようです。
長岡市役所は、2004年の中越地震を受けて耐震性の不足が指摘され、市町村合併による機能の分散や老朽化した施設の問題を解決するために建設されました。
市役所は長岡城の跡地にあり、体育館などの複合施設も併設されています。
この「アオーレ長岡」は、市民協働と交流の拠点としてユニークな取り組みを行っています。
ここでは、総合窓口を設けてワンストップサービスを提供しており、スポーツやイベントにも利用されています。
市民にとって使いやすい環境を追求し、基本的には一般利用が無料で、市民が中心となって自由に利用できる運営が特徴です。
また、保育園の遠足や高校生の放課後の居場所としても活用されており、市民活動が主な目的であることが印象的でした。
新宿区では土地の確保が難しく、同様の施設の建設は難しいかもしれませんが、長岡市の取り組みから多くを学びました。
さらに、建築家の隈研吾さんからの提案で、議場が1階に設けられ、市政の開かれた象徴となっています。
議会がない時にはコンサートなどのイベントも行われているそうです。
長岡市での視察を通じて、充実した庁舎の運営や市民参加の重要性を改めて感じました。
また、私は長岡市山古志村のデジタル村民でもありますが、議長さん「お帰りなさい」と温かく迎えていただいたことが心に残っています。
それでは本日はこの辺で。