四谷ひろばで公民連携、東京おもちゃ美術館とCCAAアートプラザの取り組み

こんばんは、新宿区議会議員の伊藤陽平です。

今日は総務区民委員会の視察で、四谷ひろばを訪問しました。
四谷第四小学校の跡地を活用し、地域が主体となって運営する施設です。

四谷ひろばは、地域ひろば、CCAAアートプラザ、東京おもちゃ美術館の三つの団体が協力して運営されています。
これらはNPO法人に賃貸され、区としては家賃収入も得ながら経営されています。

特に東京おもちゃ美術館さんは、館内の総合受付や災害時の対応を担っており、休館日にはCCAAアートプラザさんがその役割を引き継いでいます。
このように民間との連携により、施設の人件費削減にもつながっています。
また、四谷ひろばは現在工事中ですが、盆踊りなどの地域行事でも活用されています。

公民連携の中間的な団体として、運営側はさまざまな経営努力をされています。例えば、空いているスペースは一般の団体に貸し出し、運営費に充てています。また、運営を続けるために必要な値上げなどにも柔軟に対応いただいており、大変感謝しています。

他にも、経営努力の事例として、東京おもちゃ美術館の改修時には寄付を募り、さらに借入で約1億円の資金を集めたことが挙げられます。
新宿区の学校とも積極的に連携してくださっている点も、非常にありがたいです。

CCCAアートプラザさんは、四谷第四小学校で図工を担当されていた先生が運営されています。
子どもたちが図工を学ぶばを作ってくださっていますが、こちらも画廊で収入を得られているとご説明いただきました。。

四谷ひろばは地域と行政、そして民間が一体となって成り立つ、素晴らしいモデルです。
これからも、このような公民連携が新宿区内で広がっていくことを期待しています。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社