学生運動はもう古い?学生運動が減少している大学の特徴とは

gakusei本日のテーマは学生運動です。

学生運動っていうと社会的なフラストレーションがたまっている学生がプラカードを持ったりバリケードをはったり、、、

学生運動が盛んであった時代の方から話を聞くと、
あまりに過激すぎて学生運動により学校が休校になったり事故に発展したりしていたそうです。

僕自身が学生運動をやろうとはまったく考えませんでしたが、
母校の立教大学ではそんな光景は一つも目にしたことがありません。

学生運動って想像もつかないし大昔の話なのかなと思っていました。

しかし、僕と同い年くらいの人の話を聞くと、

まだ学生運動はあるよ

○○大学は巣窟になっているよ

なんて話を耳にしてびっくりしたこともありました。

なぜ、大学により差があるのでしょうか。

昨日学ぶ機会があったので共有いたします。

そもそも学生運動とはなんでしょうか。

学生運動(がくせいうんどう)は、学生が行う社会運動。主に社会的・政治的な運動を指すが、広義では文化運動も含める。本項では文化運動も含めた広義の学生運動について解説する。

このような定義になっておりますが、
現在の「ビジネス」、「国際」、「ボランティア」などをテーマにする意識の高い学生団体とは大分意味合いが違いますな。

また、近年は学生運動が縮小傾向にあるのはなんでだろう。

1960年ごろは政府を中心とする保守自体に不満が高まっている状況であり、
共産主義、社会主義への期待は高まっていたのかもしれません。

しかし、北朝鮮など他国の事例を見て間違っていたと判断をする人が増えていったことで、

やっぱり、共産主義は間違っていたよね

よくわかんないけど、とりあえず自由主義の方が共産主義より良さそう

という感じで、普通に学校教育を受けていると学生運動自体は全体的に縮小傾向になっていくことでしょう。

しかし、某大学に所属されている方から

学生運動は近年1/10ほどに縮小したというお話を聞きました。

その理由として、

綺麗な校舎が建っていったことから学生運動が生息できなくなった

というお話をお伺いしました。

確かに学生運動というと、じめじめした秘密基地のようなイメージがありますね。

今回は学生運動について見てきました。

校舎の綺麗さによって減少していく傾向があるというのは間違いなさそうです。

綺麗な校舎がボンボン建っている大学ではおそらく縮小が続くことでしょう。

立教大学も年々綺麗な校舎が建っているので活動しずらいだろうなあ。。

学生運動がしずらい現代において、

世の中を良くしたい!

そんな想いをぶつけるために、
有効な方法は何でしょうか。

それは、有権者が厳しく政府を監視して、
世の中をアップデートしていくしか根本的な解決策はありません。

現在はバリケードなんてやらなくても、
ネット上で現状の政策に関する問題点などを議論し著名人にアプローチをかけたり署名を集めたりすることで、世の中を動せる可能性は十分にあると思います。

学生などしがらみのない若い意見は非常に貴重だと思いますので、
ぜひ些細なことでもネット上で発信をしてみると良いのではないでしょうか。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社