1年数ヶ月しか経過していないのに突然”くる”?衆議院選挙のお話

本日は、衆議院選挙に関するお話をさせていただきます。

まずは、簡単に選挙制度のご説明を。
衆議院議員の任期は4年ですが、衆議院が解散すれば選挙が行われる決まりになっています。
また、4年間の任期満了で選挙が行われたのは1976年だけで、基本的には与党が選挙に勝算があると判断したタイミングで行われています。

一方、参議院議員の任期は6年です。
選挙のたびに全参議院議員の半数を選ぶことになっており、参議院選挙は3年ごとに実施されます。

衆議院の選挙区は参議院に比べ小さく、任期は最大で4年。
参議院は一度当選すれば6年間仕事ができますが、選挙区が各都道府県全域となっています。

次回の衆議院選挙は、最短で4月、もしくは参議院選挙との「ダブル選挙」と呼ばれる7月、そして年末の12月に行われるのではないか、と各種メディアでも噂されて聞いたことがある方もいらっしゃるのではないかと思います。

前回の第47回衆議院選挙は2014年12月に行われましたが、仮に4月に選挙が行われるとすれば、1年4か月しか任期がなかったことになります。
第46回衆議院選挙は2012年12月に実施され、第47回まで2年しか経っていませんでした。

新宿区議会議員選挙の際には、新宿区区内だけでも広いと感じましたし、区内でもさらに活動地域を絞りました。
新宿区から衆議院議員を目指す場合には、東京1区と呼ばれる新宿区・港区・千代田区の3区で活動することになります。

また18歳選挙権に関しても、2015年6月19日が公布日で、1年を経過した日から施行とされています。
仮に2016年4月だった場合には、18歳選挙権は実施されない事になります。

他にも、一票の格差問題はまだ解決していません。
実は、新宿区も関連する東京1区は1票の格差が日本一で、宮城5区と比較すると2.17 倍という状況です。
このままでは「違憲状態」のまま、選挙に突入する事になります。

参議院選挙の候補予定者だと思われる方のポスターは、既に多くの場所で貼られています。
衆議院選挙の候補予定者に関しても、コツコツ地域を回られていたり、街頭活動を行われたり、ポスターが貼ってあったり。
いつ来るかわからない衆議院選挙のため、日々努力を重ねる方々もたくさんいらっしゃいます。

私も選挙の時には、何か企画を実施して、ブログでの情報発信や、投票の啓発など選挙を盛り上げたいと思っています。

過去の活動はこちら↓
伊藤陽平の衆議院選挙特集

しかし、もし4月に衆議院選挙がある場合には、企画の準備をする期間も短そうなのでまた直前でドタバタしそうな予感。。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社